幻影手帖

 久遠の日常、小ネタなどを徒然なるままに。 拍手返信はここでさせていただいています。
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読書もしてます。
     
結構色々読んでます。・・・そんなことしてるから昨日のテストヤバイんだろう、てかその時間あるなら別のこともできるじゃん、というツッコミは・・・その通りすぎて返せる言葉がないです(泣)
意味分かんない間違いをやりすぎだ、私。少なくともあと四点は上がってたはずなのに・・・orzもっと思慮深い人間になりたいもんだ。

はてさて、そんなこと放っておいて本の紹介行きます。ネタバレ含むので注意!
マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮
冲方 丁 (2003/05)
早川書房
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追記で感想一気に行きます!!


凄まじすぎる。何だこれは。

読み終わった後、暫く動悸がおさまらず全身が興奮でものすごい熱かった。後ろで風が吹いていたにも関わらず、冷めなかった。
目が離せなかった。一瞬たりとも。
狂気と純粋が、こんなに複雑にどうしようもなく絡まっているモノなんて初めて読んだ。冲方先生が凄い方なのは「蒼穹のファフナー」で知ってはいるつもりだったけど、とんでもない。とてもじゃないが認識不足だった。・・・先生、申し訳ありません。
最後の、何十ページにも渡るガンアクションが、そこに内在するありとあらゆる狂気、バロットの狂気が、正直吐き気がするほど怖い。架空なのは分かっているにも関わらず、それでもすさまじいくらいに怖い。
かつて己に刻み込まれたことを、今度は絶対強者として全て返してやる。優越、侮蔑、残虐、殺戮・・・・・・。手どころか体全体が震えていた。地震かと錯覚したのは、気付けば自分の身体だった。
この部分は、同時にウフコックがどうしようもなく血まみれに傷ついていく経緯でもあるのですが、本当に、ここ。彼が抑圧されただ道具として使われる、そうやって押し込められてしまう恐怖がひしひしひしひしと伝わってくるんですよ・・・!!本当に半端なく怖いです。凄まじいです。怖くて、ページをめくる手が止められなかった。前半にあんなにおだやかなものを出しておいて、何だ、この狂気と暴走、理性と虚無と純粋。
衝撃が本当に、言葉では言い表せない。凄い。レビューで書かれていた意味がよく分かった。

どうしようもなく残虐。
どうしようもなく、それは殺戮の恐怖。
そこにあるのは、どうしようもなく、純粋。

・・・・・・読んでよかった。最近小説はハズレばっかだったから、余計にストレートにキた。
時間ないけど、「マルドゥック・スクランブル」「マルドゥック・ヴェロシティ」の双方、是が非でも読破したい。これは凄い。凄すぎる。
どうしてこんな狂気が書けるんだろう。
どうしてこんな平穏が書けるんだろう。
どうして。
どうして。

・・・・・・分からない、けど。



あと、これは妹が買ってるので読んでるのですが・・・
断章のグリム 5 (5) (電撃文庫 こ 6-18) 断章のグリム 5 (5) (電撃文庫 こ 6-18)
甲田 学人 (2007/07)
メディアワークス
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・・・・・・正直、甲田先生の作品(特にこの「断章のグリム」シリーズ)はそろそろいい加減R指定を入れた方が良いんじゃないだろうか(本当に、本気で)。
彼のスプーンは、街一個くらいなら簡単に抉れてしまうくらいにデカいと思います。嘘だろ、「スプーン一杯のグロテスク」。これ、耐性のない人が読んだら吐くぞ、絶対。
怖いというよりまず、グロい。そして、どうしてそこまで行ってしまえるのか不思議になってくるほどに、当然のようにこれより酷いモノなんてないくらいまでに、人体を冒涜するんだ。毎回のことながら、本当に唖然としてしまう。
「ばちん」とかね。最後の石ころ、とかね。本気で気分悪くなったよ。確かに童話なんてその原話は恐ろしいもんばっかで、私は「赤ずきん」ならその原話も知ってるけど、でも、ここまでやるのか。
甲田先生をはじめに「鬼才」と呼んだ方が誰なのかは知りませんが、本当にその通りだと思います。だからこそひかれてしまうんですけどね。こんなに凄まじくどうしようもない話なのに、描写のとんでもなさと先がどうしても気になるのとで、つい手にとってしまうんですよね。
この、迫ってくるどうしようもない怖気、怪奇、狂気。ただ暗中模索して、跡地を見る、それしかできない無力。
伝わり方が本当に「迫る」んだ。読んでいる自分自身の空気までが変質してしまうような、ゾッと来る恐怖、ナニカ。
しかも甲田先生はキャラ作りまでうまいんだ。・・・どうしても読んじゃうんだよな、やっぱり・・・。
・・・・・・あー、でもひとつ、本当に警告です。
グロいのが嫌いな人は、絶対に、何があろうとこれは読まない方が身のためです。
・・・ホラー・オカルト要素なら前作「Missing」の方が強いです。これもまた怖いけど面白い、始めたら止まらないとんでもないシリーズなんだよな・・・。一作目は正直イマイチですが、二作目からは本当に凄まじく怖く面白くなっていきますよ。
あまりラストはらしくない終わりかたで消化不良な感じもしましたが・・・でもまた時間空いたら読みたいなー。

プロフィール

Author:久遠 零
小児科医になりたい、医者の卵な呑気大学生。(漸くこう言えるように・・・!笑)
戦闘&バスケ描写大好き、音楽は生活に絶対必須!な変わり者。色々に飽和状態になりつつも楽しく文章書きーな忙し生活してます。

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